信州で渓流釣り①しばらく昔話を入れていきます。

ヤマニーカワニーを初めて、今年で19年が経ちます。

22年前に信州に移住してきました。移住してきた初日に高速道路から千曲川が見えました。渓流ではありませんが、子供の頃に千曲川からの信濃川経由が日本一長い川と習ったことを思い出しました。そしてフライフィッシングがその当時盛んだったのが千曲川の上流でした。そんなことを考えながら渓流釣りのガイドインストラクターになって釣りをしながら、いろいろな人に自然の良さを伝えたいなと心に誓いました。

冬はスノーボードのインストラクターなので、釣りに行く暇がなく春になった瞬間に川や湖に釣りに出かけました。

千曲川、犀川、梓川、高瀬川、木崎湖、青木湖、中綱湖、大田切川、野尻湖、有戸あらゆる場所に出かけてみました、イワナ、ヤマメ、ニジマス、ブラウントラウト、ブラックバス、スモールマウスバス、いろいろな魚が移住した僕に出迎えてくれました。

その当時は水の中に住む魚ばかり見ていましたが、ふと気づけば春の芽吹きの新緑や、真夏の暑さから解放された夕方の涼しい風に自分が包まれていることを感じました。それでさらに日本の自然に感動したのを思い出しています。

友達も誰も居ない信州で魚だけが遊び相手でした。

千曲川2022年5月3日 伊藤ガイド撮影