石垣島でシーカヤックのガイドを受けた。
 普段とは逆の立場、今までやったことの無いものにチャレンジした。
事前にどこのガイドサービスがいいかホームページやガイドブックで徹底的に調べていった、結局シーカヤックとリバーカヤックを同時に体験できる所があったのでそのに決めた。 
だんだんその日が近づくにつれて「ガイドしてくれるひとはどんなひとだろう?」とか「その日は天気は?」「カヤックは転覆しないだろうか?」とか
色々な事が頭にどんどん浮かんでくる・・・・・・。
そして当日30分も前に現場に到着し、当然の様に気持ちはフライングしていた。すると奥さんらしき方が・・・「散歩でも行ってきてくださいよ~」とでてこられた、少し恥ずかしくなった怒り
 さー 待望のガイド初体験がはじまった、すぐ出発すると思いきや「テラスへど~ぞ~」と履物を脱いで上へあがってお茶をいただいた・・・・・・
内心・・・・「はやくカヤックやりたい」と思った。
最初はツーリングする周辺の植物や生物についてイラストや写真で事細かく
質問形式で説明してくださった、その説明はすごくリラックスしたもので
わかりやすく、受ける立場として気持ち的にすごく楽になった、そしてイラストをメインで説明されるので写真が出るよりも、早くそれをナマで見てみたいと心底思った。
そして20分後  海へ・・・・シーカヤックで海へと漕ぎ出した、波があるのでなかなかまっすぐには行かないが、ただ水が透き通ってキレイというだけですごく気持ちいいものだった。 15分後カヤックの下はサンゴ礁でいっぱいになっていた。
 ガイドの方がこれも海の恵みだけではなく山から自然の腐葉土や動物・微生物の糞や分解された栄養素の総称→「山のスープ」が川を通じて海に流れ込みそれを栄養として・・・・すばらしいサンゴが成長し維持されると、すこ岸から離れたところに来て山の谷間を指をさしながらその説明をうけた。
そしてタコメガネで海の中を覗きみた。
サンゴは魚の隠れ家。
こんな風景はいままでみたこと無い。
このままどっかへいってしまいたい。
そしてマングローブの川へ海岸線を横目に漕いで漕いで漕いで・・・・
たどり着いた・・・調度満ち潮だったので川の中へは漕がなくても、吸い込まれて行くようにそんどんさかのぼっていった。
根っこがエグイ。
そこには予想の1000000倍の量のマングローブ・ヤエヤマヒルギ・
オヒルギがあった・・・もちろん上流にいけばいくほど川岸は両サイドに迫ってきて、樹木がカヤックや頭の上に覆いかぶさってくる。
        「迫力」という言葉が一番あう。
 最上流部までやっとたどりついて休憩をした、カヤックを降りて林の少し奥を見ると、見たことの無い大きな蝶々がゆったり飛んでいたり、足元には
最初に説明をうけたハゼやシオマネキやカニが無数に動きまくっていた。
そしてお茶と黒砂糖のおやつを頂きながら、生物の話はつきなかった。
そして来た道を漕いでまだ満ちてくる海水に逆らいながら・・ドンブラコ
と少し夕方になりかけた海を戻っていった。
 U~nn・・・・・終わってからも  白馬に帰ってからも今もあの情景が忘れられない・・・そしてあの4時間 五感の休む間の無い人工物ゼロの大自然とタイミングのいい内容のあるガイドの久松さんの説明。 
 今回の体験は10000000kgのハンマーで殴られるぐらいの強烈な
刺激になりました。 
 久松さん本当に懇切丁寧なガイドありがとうございました。
オリオン石垣島エコツアーサービス
      

2 Comments

  1. 世界に誇る石垣島の熱帯大自然と、
    世界の憧れ雄大な白馬の北アルプス!
    夢のコラボですな。
    あ、いま変なこと考えてもうた。
    石垣に巨大ゴミ処理施設建設する~言い出したら・・・
    そんなドアホはおらんやろ?
    白馬の村長も、都会のゴミ処理施設の見学いっとらんと、
    石垣にイマニーと一緒にいってこんかい!
    ということですわ。

  2. サイドヒルさん・・・残念ながらそうでも無いみたいです、数年後には巨大な空港の建設で開発が進んでいたり、沖縄本島でも海岸線の一見必要なさのうな護岸工事的な景色も多々あった。でも確かに島民の自然保護に対する意識は高いようです。
     それにしてもダムや無駄な建設物・・・・これで何か良くなる事があるんですかね~?   

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