オオクワガタ希望です。とお母さんが言いました。簡単どころか年に1匹とれるかどうかですよというと、お子さんがそれでもいいので行きたいと迷わず言った。とれなくて何もゼロ匹でもいいの?と聞くとそれでもいいのでお願いしますと言った。居そうな場所を隈なく探すがそうは見つからない雨も降ってくる始末、それでも目をサラにしてさがすが、いない。ここは2年前にヒメオオクワガタがとれて、たまに死骸や鳥に食べられたオオクワガタを見た場所。それでも見つからなかった。 最後の場所に行く前に、なかなか居ないから探すし、頑張れるしそれでも虫とりは楽しいという。 取れるに越した事ないけどと 明るく言った。
自分達も そんな日の為に下見を重ねて重ねて、ご家族の夢見た昆虫採集を成功させようと日々努力しています。
ですがとれなかったり目当てのムシを見せてあげられない事もたまにはあります。
まさにこの日はそうでした。
それでも彼は1時間半のうちに、僕からほとんどのムシとりの技術は吸い取りました。捕れなくても満足です、また明日から地元で知識を活かして探します。と
あどけない子供が言う。
最後の最後の枝に アカアシクワガタのペアがいた。
アカアシは珍しいし、もしこれがカブトでもムシが好きだから僕は嬉しいと言った。
子供の捕れなくてもヘコタレナイ精神に寄りかかる気はないですが、ヤマニーカワニーのガイドサービスで大事な事が何かわかりました。
自然そのものにココロやカラダを鍛えてもらう事です。
夢のオオクワガタやミヤマクワガタもインストラクターがハイここに居ます、ハイどうぞ‥ とって下さいーは全く意味ありません。
大人も子供もムシ知識や 野生の感をフル動員して、自然と虫や魚に向き合う。 そこまで真剣でなくてもいい 身を置いて向き合うのが大切です。
このお子さんをみてスゴく感銘を受けました。
自分で探せるヒトがすごいんではありません。 少ししか知識がなくても挑むココロザシが成長させます。
自然の中に溶け込む子供 まだまだ夏休み半分終わったところ、一緒にアツイムシ探し楽しみましょう!
ご参加いただきましてありがとうございます。
す。