春になると冬使い切った、暖を取るための薪を割ります。
手順はこうです。
まず木をもらいに行く。買わない様にして、森を守るために間伐された木や新築の造成の木をもらう。 買ったらしないことと、自然を壊すために切られた木はいくら無料でももらわない様にしている。 まず木も自然の一つということ。
次に運んできた木をだいたい45センチに切る。タマワリという。 チェーンソー で切るのですが、チェーンソー の扱いや手入れが下手だとなかなかうまくいかない。 自分も10年以上使っていても、目立てといってチェーンソー の歯を研ぐのがまだまた未熟だ。
そしてここで割るのですが、薪割り機で割ります。機械です。
斧🪓も持っていますが、大量の薪割りや曲がった貰い物の木を割るのは危ないので、機械でやっています。
だいたい一日2時間くらいかけて2週間くらいかかります。
薪を割っていると色々な事がわかります。木は繊維がまっすぐだったり、根っこからねじれて生えてきていたり、種類によって木の幹の成長の仕方が違うことに気づいたらします。 枝の付け根と幹の接続部のフシの着き方は枝が伸びても付け根から折れない様にできています。 単なる木ですが、自然の中で生きてい行くためにの装備がちやんとあります。
凄いなー木よ。
割っていくと色々な虫が出てきます。
一位 ムネアカオオアリ
二位 サビカミキリ
三位 カミキリの幼虫
カミキリの幼虫は木の中を食べて成長し、根元やフシの近くでサナギになり成虫となります。長い冬を木の中で暮らしている。人間の家と一緒。長野県ではこの幼虫もヒトが食べていたそうです。自分も食べた事がありますが、お世辞抜きで美味しいです。
昆虫以外にも、こんなのがあります。
これはネコヤナギの木のホラにミズナラのどんぐりが入ったのか?リスが隠したのか、そこから発芽しています。割る前まではネコヤナギの新芽かと思ってましたが、ミズナラが生きていました。
たまたまウチにきた木でもこんなに色々な生き物が木をタヨリにして(頼り)生きています。
世界中の自然のなかで起っていることは想像を超えるくらいの出来事があるんでしようね。
こうやって、薪割りをしながら自然観察します。
木よありがとう^_^