10月の楽しみ。

 2024年 10月。

9月はほとんど毎日フライフィッシングのガイドをさせて頂けて、幸せな9月を送ることができました。 すごく心が豊かなお客様が多く、良い出会いに感謝する毎日でした。 自分自身の釣りはできていませんが、振り返ると毎日が充実していました。

 

秋の姫川水系の良型ヤマメ

 今年の8月は全国的に暑く、釣りに出かける気分になれなかったと皆さん言われていました。

その分9月になって渓流に釣り人の方が増えました。川の状況的には水温は安定していて14度から16度の水温で今までの秋の姫川水系の中では、かなり高めの水温でした。例年ですと秋は11度から14度をうろうろする感じです。

あと今年は熊の出没の村内の報告が多く迂闊に釣れるところへ案内できないことが多かったです。 9月の後半は少し減った模様ですが、8月までの頻度を考えると安心できませんので慎重に行いました。

まだこれから犀川殖産エリアのガイドがあります。慎重にガイドを進めてまいります。

 

 

 

9月30日からは長野県の犀川の中程にある犀川殖産漁協でのフライフィッシングのガイドが始まります。

写真は去年の50センチちょいのニジマスです。

姫川水系の渓流釣りとは違った趣の感じられる釣りです。(

 キャッチアンドリリースが原則で、10月1日以降も釣りができる区間です。

フライの竿も本流のシングルハンド6番 ダブルハンドの8番前後のパワーのある竿でラインをコントロールし魚にアプローチします。

言葉では説明できない楽しさと釣りの面白さが感じられる釣りです。

また次回ブログでどういった釣りかを書くようにします。

10月1日さあ頑張ろう。

白馬村ミヤマクワガタ。 ノコギリクワガタ アカアシクワガタ

ファイナル ミヤマクワガタ

ファイナル ミヤマクワガタ

長野県 ミヤマクワガタ

 

 

ご家族はラケーションという自然体験休暇のもとお越しいただきました。

ありがとうございます。

 

都会の学校にはユニークな休暇があるのを初めて知りました。 自然に身を置くことは当たり前のように大切です。そういった思いのある方が増えていくのは大変良いことです。

 

勉学 スポーツ 芸術 音楽 料理 色々な役割がある中で 自然にまつわる事というのは少し後回し

にされているのが今まででした。これから広がると良いですね。

 

自然を見ることは、生きている基盤ですから、見渡しておかないと安心した生活は続きません。

 

 

高山のミヤマクワガタ

念入りに初めて見つけたミヤマクワガタを観察します。

単なる虫ですが観察するところはたくさんあり。話し出したら尽きません。

まさか最初の一本目の木で発見できるとは思いませんでした。

白馬村ミヤマクワガタ。 ノコギリクワガタ アカアシクワガタ

立派な個体です。

いつもなら8月後半には2次発生のミヤマクワガタが出てくるのが、遅いのか雨が少ないせいで出が悪く動きが読めないシーズンです。

 

お母さんが景色や自然が豊かすぎて感動しますと何度もおっしゃられていました。


何度も足を止めて写真を撮られていました。 


少し時間があったので川へも行くとそこでも

水の綺麗さと冷たさにも感激されていました。


白馬村には大きな山 綺麗な川 離れたところに大きな湖があります。

ぜひまたお越しください。 今回はご参加をありがとうございました。


今シーズンのクワガタカブトムシ採集ガイドサービスはこれで無事終了です。


釣りやカヌーはまだまだこれからです。


青木湖カヌー

自然が楽しい。

岡山県からのお客様。

子供達最初は不安そうだったけど、即笑顔。

1時間くらいでかなり自由に焦げてきた。

子供達は湖の魚を見つけるのに必死だった。

鯉や鮒 ブラックバス ずっと魚の名前をよんで、浮いている昆虫やトンボ

自然が溢れていて興味深々でワイワイ兄弟で話していた。

でも楽しい時間は過ぎるのは早いものだ。

さすが暑いところから来ていただいているので、これくらいの暑さはへっちゃらみたいだ。

カヌーに乗る時は水分を忘れないように。帽子も。

さよならと告げて遠い岡山県まで帰って行った。

また来てくださいね。

青木湖 大町市の景観地区です。

観天望気と天気予報と希望的観測

旅行は天気が良いのが一番です。

そうはうまくは行きません。 自然はなる様にしかならない天気予報を見ても思いのままの天気にはならない。

「うちの主人は雨男です」とか「この子がいると晴れるんです。」とか幸せな会話がいつも飛び交う。

天気を占い、いい日でありたいお気持ちがいっぱいなんですね。

3日まえにカヌーがあった時の青木湖の写真、晴れてて良かったですが、暑かったです。

暑い時は湖の木陰に休みながらゆっくり移動して行きます。

まだ夏休みまえでしたがキャンプしながらカヌーをされている方が多かったです。

お昼からは今度から散策する森歩きの道を探しに山の中へ行きました。

なかなか本当に良い場所はないものです。 木陰は少しは涼しいです。

いよいよ夏休み間近。

天気予報が優れませんのでお悩みの方が多い様です。

ガイド当日にもし雨が降った場合は↓の様なことで少しでも安全に雨が当たらないように工夫します。

① 夕立があったとしても通り抜けて行きます。落ち着いてまつ。

②焦らず雨のうちはガイドセンターの中で虫取りの勉強をして知識をつける。

スライドが終わった時には星空が見えているということが良くあります。 

ですがもし雷が鳴っていたり危ない場合は中断したり、雨の遮れる場所へ移動します。

ガイドインストラクターも天気予報を基本的に見て判断します。雨雲レーダーで大雨避けたり、実際のところガイド中や

③そ観天望気(その時の空や雲か風の様子で)どの場所が

天気が悪くなるか? いつまでいい天気なの推測することです。

少しは不安定な天気でもアウトドアの遊びは楽しいものです。

何をおいても安全第一です。台風や雷は避けたいですね。

さてさて

こちらは姫川源流の流れ出しの写真、雨が上がり光が入ると綺麗な情景です。

クワガタやカブトムシはどんな天気が好きでしょうか?

岩魚もヤマメは日光は好きでしょうか? 

色々な天気も安全第一で楽しまれるのも良いご旅行では無いでしょうか?

白馬村自然遊び

そこにいる予感 

少し早めの夏休みをと親子で白馬村へ。

自然を満喫されたいとのご希望で クワガタカブト採集から渓流散策そして水生昆虫を探索という2日間の

特別メニュー開催。 1日目のナイトガイドは肌寒く長袖ジャケットでもひんやり、そんな中でスジクワガタのメス 大きめのコクワガタを発見。

大きめの方は写真の彼が急に木の横で足を止めて いるよぉ〜と大声で発見。 ビックっりした。

自分も目が覚めてないのか、少年のサーチ力には負ける。

いる気がしたら見たらいた。とサラッと言った。

次の日は渓流散策と毛鉤で渓流釣り 

雨もおさまり いい感じの水量で爽やかな沢だった。

ここはハクバサンショウウオ(白馬村指定の天然記念物)がごくたまにいるよと軽くいった。

嘘ではない、かなりの偶然の確率で発見する。 

お父さんと釣りをしていると、少年は「あ〜うおうお〜」と叫んだ↓

滅多といない生物を石を動かしたりしながら、見事に発見。 いるかもと伝えて、期待だけさせてしまったかなかと反省していて

あーと思っていたのに、なんと雄叫びを森に響かせた。観察ケースに入れて確認してもちろんリリースしました。なんともかよわい触り心地で

静かな沢にしかいないのもよくわかる。 それにしてもすごいそして↓も、。

沢を下ってパッと石の上にいたそうです。大人jは誰も気づかない。

そしてお昼からも少し林に行ったり水生昆虫を観察へ。

相変わらず、集中力は途切れず イモリやコオイムシなど多数の小さなゲンゴロウが発見観察できました。

少年はこの2日間 どの生き物も現場で逃すということがすごく偉かった。

写真を撮って 気なるのは動画も撮影、そしてリリースする。

素晴らしい。 

くたくたな青年と写真を撮ってさよならをしました。

またおいでな。 おとうさんも撮影や色々なお気遣いを有難うございました。

ありいがとうございます。 一生の想い出です。

青木湖カナディアンカヌー

青木湖 独占カヌー

2024年6月22日 梅雨に入る前のひと時、カナディアンカヌーツアーにご参加いただきました。

曇り空でしたが、水の色や森の緑がシブい感じで雰囲気が良い日でした。

写真のお二人が自然を満喫するための旅行。

いつも話しすぎる私も少し控えめでおこないました。

鳥のさえずり。

カヌーが水を切っていく音。

ゆっくりとした時間に自分は必要がなかったかもしれません。

風もなくベスト。

カヌーは少しフラフラしてますが、いい感じです。

また よかったら来てください。

ありがとうございます。

白馬岩魚 楠川 松川 姫川 

釣り仲間と青春旅行

遠方よりお仲間とフライフィッシング旅行へ。

釣りの楽しみを全て熟知されていて、自分のアドバイスも効き目薄い程の

上級者。 何はともあれ集中力と釣りの安定感がいい感じでした。

そして2日間に渡りフライフィッシング旅行へお越しいただきました。

大雨から一週間で急に水温が下がり1日目は魚の活性が極端に下がっていて

自分もびっくりした。 全く反応がなくお客様も唖然とされた。

そんな中で

1日目は助っ人の海彦がガイドが来てくれました。

(海彦は小五の頃からヤマニーカワニーの一員のガイドです。)

1匹がなかなか出ない、

結局、水温の少し高いところへ行き、2ひきの岩魚とフライへのアタックは数度あり。

1日目は終了。移動の時間も釣りの話を隙間なく盛り上がりました。

フライを巻くことや、キャスティング、合わせなど。。。。細部に渡っていつも研究熱心な

方でした。 自分もガイドながらこういった意見交換がたまらなく好きだ。

海彦も脳汁が出ましたといっていた。

2日目は水量の多い松川へ、水温が9度で1時間ほどで退散。

その後は上流部へ移動して 4匹ほど釣りました。

ロングリーダーシステムという、ナチュラルに毛鉤を流す仕掛けのスタイルのお客様は

狭いところでも全部そのシステムで攻略されていて、フライっていいなーとつくづく感じました。

一番印象的だったのは『みんなフライフィッシグをすれば良いのに』と話されていたことです。

自然の世界に出かけられるし、仲間との交流も楽しいしと最高の趣味で生きがいだと。

よろしければまた来年もお越しください。至らぬ点が多々ありましたが、毎年少しずつグレードアップ目指してます。

今回はありがとうございました。

姫川源流からの自然のメッセージ

私はロマンチストではありません。

人間以外の動植物は言語がありません。話せません。

鳴いたり、匂いでマーキングがメッセージが限界です。

生きづらい環境では死んでいきます。

植物や草は伸びたり、風で揺れたりします。 環境が悪くなると枯れます。

自然は生死でメッセージや環境のバランスを隣り合わせにある生態系にメッセージを送っています。

姫川源流の側にはこの写真の様な自然地形の環境が残っています。

生き物は住みたいところに生きて、水はその間を通っていく

見ていて自然そのものの風景です。(真ん中の看板は除く)

想像を膨らませれば水に垂れた草の下に魚も隠れることができるし陽も遮られ

夕方になるとサギや鴨が来てドジョウや田んぼのオタマジャクシを狙いにくる。

その鳥を狙う狐や狸もくる。

残すためには人間の力も必要で、その前にこの自然の必要性の理解がないと力は生まれません。

いつまでも残って欲しいです。

ゴールデンウイークのヤギと行く山菜ガイドサービス

2024年5月4日 お一家族がご参加いただきました。

4月に頂いたお電話でお話しさせていただいた感じでは、やったことのない事に挑戦したいという雰囲気を感じました。 ギフチョウの観察も提案しましたが、

今回はヤギを散歩しながら山菜ツアーにお申し込みいただきました。

早速 ヤギの待つ山の上の草原へ向いてトコトコ歩いて行きます。

ヤギにも警戒心があって仲良くなるために、コミュニケーションを図る。

気候もよく緑も綺麗で気持ちが良い。

山菜を探します。  

ヤギと散歩しながら違うところにも行きます。

太いウドを発見

ウドの味の強烈さに帰ってから驚くだろう。

先頭の方はヤギの飼い主の方です。

すごく親切な方です。田舎育ちで田舎の良さもちゃんと認識されていて

自分とはまた違う地元の自然をレクチャーしてくれます。

面白いお方です。

立派なワサビを発見。 山菜も草原、斜面、水辺といろいろなところで育つ、

その日目にした草木や昆虫や生き物、どれも生き生きとしていました。

親御さんもお子様も各自色々な感想があったと思います。 

また新しい発見ができますように。

ご参加をありがとうございます。

2024年ゴールデンウイーク フライフィッシング

ゴールデンウイークは天気も良く気持ちの良い日が多く、皆さん自然を満喫できたのではないでしょうか?

5月3日で釣り人も多くポイントの脇にも2台の車がありましたが、様子を見ながらポイントへ入渓。

お二人の友達同士で3回目のご参加をいただきました。

お一人は日本人でもう一人はシンガポールの方です。

ドライフライで釣るのが好きな方で、道具も装備もしっかりされていて、

アツイ気持ちのお二人のガイドで私も自然と力が入ります。

かなり歩いて山の上なので、昨年の秋の落葉も目立つ感じです。水温は9度

冷たいからドライに出てくれるかと心配しながら。

最初は慣らし運転でキャストと流し方を調整して、いざ本番で上流の開きの岩の手前で迷いもなくフライを食ってくれました。

喜ぶお客様。ホッとする自分。自分も釣るぞと意気込むもう一人のお客様(AKI)

小さいけど結構ファイトが激しく元気な岩魚。

AKIも釣れたので、全員ホッとする。

しぶとく水深もある水量が溜まっている場所を重点的に何度も何度も流してふわふわ。

またまた元気の良い岩魚が飛び出しました。 

おそらく朝から2組ほど別のかたが入られていた感じでしたが、時間も午後で逆にラッキーだった様子。

帰り道でお客様から頂いた。都会のナチュラルローソンで販売している

エナジーバー  釣りの行く時は携帯の補助食があると集中力も体力も回復しますよね。

最後は少しライズがあった姫川へ移動して夕方の風に吹かれて終わりました。

仲間とのフライフィッシングの旅行はいいですよね。

またお待ちしています。 英語はカタコトですがガイドはできます。(I can speak little english.)

ご参加をありがとうございました。

ビーズヘッドニンフ

フライフィッシングが

先週に白馬村の渓流を歩いて魚を探りにうろうろしましたが、まだ水温が10度前後で魚はおとなしい感じでした。

ですがサイズの良いのは浅瀬に出ていて仲間は調子良く釣っていた。

ゴールデンウィーク明けのフライフィッシングのガイドもそう簡単には釣らせてくれないでしょう。

ドライフライで表層を狙うというよりは手堅く沈めてつる釣りもマスターしていただいて

沈黙した岩魚を釣る術を知っていただこうとも思います。

逆に沈めるフライをニンフとかウエットフライと言いますが、実はなかなか皆さんされようとはしません。

私も最初はそういった思考があったのですが、白馬村や小谷村の水温や気候ではそうもいってられません。

釣るためにできることを試すという安直なスタイルがないと楽しくないからです。

上の写真の毛針はビーズヘッドニンフという種類ですが、これもベーシックなフライですが

ただ流せば釣れるというものでなくてその時の魚の活性に合わせて釣ります。

そんなこんなで、毎日フライを巻いています。

渓流も気になるし、本流の大きなトラウトも気になる、海にも行かないと。

毎日 頭の中は楽しさでいっぱい。