青木湖 大町市の景観地区です。

観天望気と天気予報と希望的観測

旅行は天気が良いのが一番です。

そうはうまくは行きません。 自然はなる様にしかならない天気予報を見ても思いのままの天気にはならない。

「うちの主人は雨男です」とか「この子がいると晴れるんです。」とか幸せな会話がいつも飛び交う。

天気を占い、いい日でありたいお気持ちがいっぱいなんですね。

3日まえにカヌーがあった時の青木湖の写真、晴れてて良かったですが、暑かったです。

暑い時は湖の木陰に休みながらゆっくり移動して行きます。

まだ夏休みまえでしたがキャンプしながらカヌーをされている方が多かったです。

お昼からは今度から散策する森歩きの道を探しに山の中へ行きました。

なかなか本当に良い場所はないものです。 木陰は少しは涼しいです。

いよいよ夏休み間近。

天気予報が優れませんのでお悩みの方が多い様です。

ガイド当日にもし雨が降った場合は↓の様なことで少しでも安全に雨が当たらないように工夫します。

① 夕立があったとしても通り抜けて行きます。落ち着いてまつ。

②焦らず雨のうちはガイドセンターの中で虫取りの勉強をして知識をつける。

スライドが終わった時には星空が見えているということが良くあります。 

ですがもし雷が鳴っていたり危ない場合は中断したり、雨の遮れる場所へ移動します。

ガイドインストラクターも天気予報を基本的に見て判断します。雨雲レーダーで大雨避けたり、実際のところガイド中や

③そ観天望気(その時の空や雲か風の様子で)どの場所が

天気が悪くなるか? いつまでいい天気なの推測することです。

少しは不安定な天気でもアウトドアの遊びは楽しいものです。

何をおいても安全第一です。台風や雷は避けたいですね。

さてさて

こちらは姫川源流の流れ出しの写真、雨が上がり光が入ると綺麗な情景です。

クワガタやカブトムシはどんな天気が好きでしょうか?

岩魚もヤマメは日光は好きでしょうか? 

色々な天気も安全第一で楽しまれるのも良いご旅行では無いでしょうか?

白馬村自然遊び

そこにいる予感 

少し早めの夏休みをと親子で白馬村へ。

自然を満喫されたいとのご希望で クワガタカブト採集から渓流散策そして水生昆虫を探索という2日間の

特別メニュー開催。 1日目のナイトガイドは肌寒く長袖ジャケットでもひんやり、そんな中でスジクワガタのメス 大きめのコクワガタを発見。

大きめの方は写真の彼が急に木の横で足を止めて いるよぉ〜と大声で発見。 ビックっりした。

自分も目が覚めてないのか、少年のサーチ力には負ける。

いる気がしたら見たらいた。とサラッと言った。

次の日は渓流散策と毛鉤で渓流釣り 

雨もおさまり いい感じの水量で爽やかな沢だった。

ここはハクバサンショウウオ(白馬村指定の天然記念物)がごくたまにいるよと軽くいった。

嘘ではない、かなりの偶然の確率で発見する。 

お父さんと釣りをしていると、少年は「あ〜うおうお〜」と叫んだ↓

滅多といない生物を石を動かしたりしながら、見事に発見。 いるかもと伝えて、期待だけさせてしまったかなかと反省していて

あーと思っていたのに、なんと雄叫びを森に響かせた。観察ケースに入れて確認してもちろんリリースしました。なんともかよわい触り心地で

静かな沢にしかいないのもよくわかる。 それにしてもすごいそして↓も、。

沢を下ってパッと石の上にいたそうです。大人jは誰も気づかない。

そしてお昼からも少し林に行ったり水生昆虫を観察へ。

相変わらず、集中力は途切れず イモリやコオイムシなど多数の小さなゲンゴロウが発見観察できました。

少年はこの2日間 どの生き物も現場で逃すということがすごく偉かった。

写真を撮って 気なるのは動画も撮影、そしてリリースする。

素晴らしい。 

くたくたな青年と写真を撮ってさよならをしました。

またおいでな。 おとうさんも撮影や色々なお気遣いを有難うございました。

ありいがとうございます。 一生の想い出です。

青木湖カナディアンカヌー

青木湖 独占カヌー

2024年6月22日 梅雨に入る前のひと時、カナディアンカヌーツアーにご参加いただきました。

曇り空でしたが、水の色や森の緑がシブい感じで雰囲気が良い日でした。

写真のお二人が自然を満喫するための旅行。

いつも話しすぎる私も少し控えめでおこないました。

鳥のさえずり。

カヌーが水を切っていく音。

ゆっくりとした時間に自分は必要がなかったかもしれません。

風もなくベスト。

カヌーは少しフラフラしてますが、いい感じです。

また よかったら来てください。

ありがとうございます。

白馬岩魚 楠川 松川 姫川 

釣り仲間と青春旅行

遠方よりお仲間とフライフィッシング旅行へ。

釣りの楽しみを全て熟知されていて、自分のアドバイスも効き目薄い程の

上級者。 何はともあれ集中力と釣りの安定感がいい感じでした。

そして2日間に渡りフライフィッシング旅行へお越しいただきました。

大雨から一週間で急に水温が下がり1日目は魚の活性が極端に下がっていて

自分もびっくりした。 全く反応がなくお客様も唖然とされた。

そんな中で

1日目は助っ人の海彦がガイドが来てくれました。

(海彦は小五の頃からヤマニーカワニーの一員のガイドです。)

1匹がなかなか出ない、

結局、水温の少し高いところへ行き、2ひきの岩魚とフライへのアタックは数度あり。

1日目は終了。移動の時間も釣りの話を隙間なく盛り上がりました。

フライを巻くことや、キャスティング、合わせなど。。。。細部に渡っていつも研究熱心な

方でした。 自分もガイドながらこういった意見交換がたまらなく好きだ。

海彦も脳汁が出ましたといっていた。

2日目は水量の多い松川へ、水温が9度で1時間ほどで退散。

その後は上流部へ移動して 4匹ほど釣りました。

ロングリーダーシステムという、ナチュラルに毛鉤を流す仕掛けのスタイルのお客様は

狭いところでも全部そのシステムで攻略されていて、フライっていいなーとつくづく感じました。

一番印象的だったのは『みんなフライフィッシグをすれば良いのに』と話されていたことです。

自然の世界に出かけられるし、仲間との交流も楽しいしと最高の趣味で生きがいだと。

よろしければまた来年もお越しください。至らぬ点が多々ありましたが、毎年少しずつグレードアップ目指してます。

今回はありがとうございました。

姫川源流からの自然のメッセージ

私はロマンチストではありません。

人間以外の動植物は言語がありません。話せません。

鳴いたり、匂いでマーキングがメッセージが限界です。

生きづらい環境では死んでいきます。

植物や草は伸びたり、風で揺れたりします。 環境が悪くなると枯れます。

自然は生死でメッセージや環境のバランスを隣り合わせにある生態系にメッセージを送っています。

姫川源流の側にはこの写真の様な自然地形の環境が残っています。

生き物は住みたいところに生きて、水はその間を通っていく

見ていて自然そのものの風景です。(真ん中の看板は除く)

想像を膨らませれば水に垂れた草の下に魚も隠れることができるし陽も遮られ

夕方になるとサギや鴨が来てドジョウや田んぼのオタマジャクシを狙いにくる。

その鳥を狙う狐や狸もくる。

残すためには人間の力も必要で、その前にこの自然の必要性の理解がないと力は生まれません。

いつまでも残って欲しいです。

ゴールデンウイークのヤギと行く山菜ガイドサービス

2024年5月4日 お一家族がご参加いただきました。

4月に頂いたお電話でお話しさせていただいた感じでは、やったことのない事に挑戦したいという雰囲気を感じました。 ギフチョウの観察も提案しましたが、

今回はヤギを散歩しながら山菜ツアーにお申し込みいただきました。

早速 ヤギの待つ山の上の草原へ向いてトコトコ歩いて行きます。

ヤギにも警戒心があって仲良くなるために、コミュニケーションを図る。

気候もよく緑も綺麗で気持ちが良い。

山菜を探します。  

ヤギと散歩しながら違うところにも行きます。

太いウドを発見

ウドの味の強烈さに帰ってから驚くだろう。

先頭の方はヤギの飼い主の方です。

すごく親切な方です。田舎育ちで田舎の良さもちゃんと認識されていて

自分とはまた違う地元の自然をレクチャーしてくれます。

面白いお方です。

立派なワサビを発見。 山菜も草原、斜面、水辺といろいろなところで育つ、

その日目にした草木や昆虫や生き物、どれも生き生きとしていました。

親御さんもお子様も各自色々な感想があったと思います。 

また新しい発見ができますように。

ご参加をありがとうございます。

2024年ゴールデンウイーク フライフィッシング

ゴールデンウイークは天気も良く気持ちの良い日が多く、皆さん自然を満喫できたのではないでしょうか?

5月3日で釣り人も多くポイントの脇にも2台の車がありましたが、様子を見ながらポイントへ入渓。

お二人の友達同士で3回目のご参加をいただきました。

お一人は日本人でもう一人はシンガポールの方です。

ドライフライで釣るのが好きな方で、道具も装備もしっかりされていて、

アツイ気持ちのお二人のガイドで私も自然と力が入ります。

かなり歩いて山の上なので、昨年の秋の落葉も目立つ感じです。水温は9度

冷たいからドライに出てくれるかと心配しながら。

最初は慣らし運転でキャストと流し方を調整して、いざ本番で上流の開きの岩の手前で迷いもなくフライを食ってくれました。

喜ぶお客様。ホッとする自分。自分も釣るぞと意気込むもう一人のお客様(AKI)

小さいけど結構ファイトが激しく元気な岩魚。

AKIも釣れたので、全員ホッとする。

しぶとく水深もある水量が溜まっている場所を重点的に何度も何度も流してふわふわ。

またまた元気の良い岩魚が飛び出しました。 

おそらく朝から2組ほど別のかたが入られていた感じでしたが、時間も午後で逆にラッキーだった様子。

帰り道でお客様から頂いた。都会のナチュラルローソンで販売している

エナジーバー  釣りの行く時は携帯の補助食があると集中力も体力も回復しますよね。

最後は少しライズがあった姫川へ移動して夕方の風に吹かれて終わりました。

仲間とのフライフィッシングの旅行はいいですよね。

またお待ちしています。 英語はカタコトですがガイドはできます。(I can speak little english.)

ご参加をありがとうございました。

ビーズヘッドニンフ

フライフィッシングが

先週に白馬村の渓流を歩いて魚を探りにうろうろしましたが、まだ水温が10度前後で魚はおとなしい感じでした。

ですがサイズの良いのは浅瀬に出ていて仲間は調子良く釣っていた。

ゴールデンウィーク明けのフライフィッシングのガイドもそう簡単には釣らせてくれないでしょう。

ドライフライで表層を狙うというよりは手堅く沈めてつる釣りもマスターしていただいて

沈黙した岩魚を釣る術を知っていただこうとも思います。

逆に沈めるフライをニンフとかウエットフライと言いますが、実はなかなか皆さんされようとはしません。

私も最初はそういった思考があったのですが、白馬村や小谷村の水温や気候ではそうもいってられません。

釣るためにできることを試すという安直なスタイルがないと楽しくないからです。

上の写真の毛針はビーズヘッドニンフという種類ですが、これもベーシックなフライですが

ただ流せば釣れるというものでなくてその時の魚の活性に合わせて釣ります。

そんなこんなで、毎日フライを巻いています。

渓流も気になるし、本流の大きなトラウトも気になる、海にも行かないと。

毎日 頭の中は楽しさでいっぱい。

安曇野の自然

幼虫で越冬するチョウ

2024年4月27日 少し時間があったので1時間ほど自然散策。 安曇野なので新緑も進んでいて気持ち良い。

野鳥もオオルリやビタキが飛んでいて産卵のムードが漂っていた。

タチツボスミレ(すみれとしか知らなかった)

杉林とセットに咲く ヤマブキ。日本の情緒的な森を感じます。

こんな山道を歩いて、昆虫の姿はあまり見れず、下山。

白馬村では見かけない、カラーだったから駆け寄ると、

ミヤマセセリチョウだった。セセリだけど開いてとまる習性。

前回のヤマキチョウは成虫で越冬する。 ミヤマセセリはなんと幼虫で越冬する。

流石に白馬村では見たことないわけだ。 

自分は仕事という名目で自然歩きが好きなんですが、皆さんも観光スポットから少し離れた自然を楽しまれると世界が広がります。

ワクワク感ありますよ。

スジボソヤマキチョウ

釣りの帰り 見かけない白い蝶が飛んでいた。

なんとなく弱々しい飛び方で、フレッシュでない感じでいたので目に留まった。

調べてみると、スジボソヤマキチョウが越冬て目覚めたばかりの個体、色があせていてこの感じになっていた。

秋ぐらいには落ち葉の擬態なのか薄い色に変色し、冬を乗り切り春に産卵する生態だそうだ。

他のヒオドシチョウやキタテハ ・ アカタテハ ・ ルリタテハ ・ キタキチョウ クジャクチョウ などのタテハチョウの仲間は越冬します。

白馬村の大雪の地域は秋から気温や気候が厳しいので春を迎えられる個体は少ないです。

そしてこのヤマキチョウはたたでさえ数が少ないチョウなのに春をなんとか迎えて、僕らの目に留まった。

そっと見守り後にしましたが。

人も虫も春を謳歌して存分に自然の中を生き抜こうと勇気をもらいました。

白馬村岩魚ミュージアム(夢)

2024年4月19日AM 今期2回目のフライフィッシングに近所の山奥に出かけました。

天気も安定していて、爽やかな陽気の中 もう何十回も一緒に行ってる仲間です。

彼はテンカラという日本の毛鉤釣りの文化のスタイルです。

所々に雪が残っていて、水温は10℃前後。川を渡る時の

足はかなり冷たい。

岩魚もまだ春の寝起きといった雰囲気で、浅瀬には出ていません。

最初はそれでもドライフライという水面の表層を狙うが反応はなかった。

クマが出ないか心配している最中に、カモシカに遭遇。大丈夫だけどいつもどきっとする。

ニンフという水生昆虫を模した沈むフライのタイプの少し今までにないやり方で、低水温の沈黙した岩魚を釣ることができました。大袈裟ですが嬉しかった。

仲間も良いサイズの岩魚と他にもテンポよく釣り上げて喜んでいた。

白馬村には自然がたくさんありその中で僕らは暮らしていて、同じように春夏秋冬ある中で裸一貫で岩魚も生活している。

釣れた魚はダメージのないようにリリースしています。

おそらく昨年釣れた場所で大きくなって釣れたことも何回もあります。

岩魚は自然条件が整っていないと長生きできません。生き物の中で決して強くはない生物です。

逆にいうと、この自然ありきの岩魚なんです。

釣れた時に嬉しいのは、『ちゃんと自然が残っている証』を目の前にしたという喜びんなです。

仲間とも行き帰りの車中の景色を愛でて、またお互いに健康で春を迎えて自然の中にいる喜びを分かち合っています。

仮想ですが白馬村岩魚ミュージアムをいつまでも残したいです。(夢)