安曇野の自然

幼虫で越冬するチョウ

2024年4月27日 少し時間があったので1時間ほど自然散策。 安曇野なので新緑も進んでいて気持ち良い。

野鳥もオオルリやビタキが飛んでいて産卵のムードが漂っていた。

タチツボスミレ(すみれとしか知らなかった)

杉林とセットに咲く ヤマブキ。日本の情緒的な森を感じます。

こんな山道を歩いて、昆虫の姿はあまり見れず、下山。

白馬村では見かけない、カラーだったから駆け寄ると、

ミヤマセセリチョウだった。セセリだけど開いてとまる習性。

前回のヤマキチョウは成虫で越冬する。 ミヤマセセリはなんと幼虫で越冬する。

流石に白馬村では見たことないわけだ。 

自分は仕事という名目で自然歩きが好きなんですが、皆さんも観光スポットから少し離れた自然を楽しまれると世界が広がります。

ワクワク感ありますよ。

スジボソヤマキチョウ

釣りの帰り 見かけない白い蝶が飛んでいた。

なんとなく弱々しい飛び方で、フレッシュでない感じでいたので目に留まった。

調べてみると、スジボソヤマキチョウが越冬て目覚めたばかりの個体、色があせていてこの感じになっていた。

秋ぐらいには落ち葉の擬態なのか薄い色に変色し、冬を乗り切り春に産卵する生態だそうだ。

他のヒオドシチョウやキタテハ ・ アカタテハ ・ ルリタテハ ・ キタキチョウ クジャクチョウ などのタテハチョウの仲間は越冬します。

白馬村の大雪の地域は秋から気温や気候が厳しいので春を迎えられる個体は少ないです。

そしてこのヤマキチョウはたたでさえ数が少ないチョウなのに春をなんとか迎えて、僕らの目に留まった。

そっと見守り後にしましたが。

人も虫も春を謳歌して存分に自然の中を生き抜こうと勇気をもらいました。

いつも生き物がいる。

白馬村から少し離れた村へドライブに、休憩がてら日陰に入ると、カタツムリが小さな陰でじっとしていた。見渡すと何匹も木陰を選んでじっとしていた。

 

ジャノメチョウもきた。白馬村のは同じ種類でももう少し黒くない。薄茶色だ。

知らない間にツバメガのよう虫がくっついていた。

他にもたくさん写真を撮りましたが、クワガタやカブトムシだけでなく様々な昆虫の生活を一瞬でものぞいてみると、虫も頑張ってるな〜と実感しますよ。